隠れ仮面夫婦とは?【夫婦修復のヒント】

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世の中には仮面夫婦と呼ばれる人たちがおります。

お互いに仮面をかぶって「何事もないふり」をしている
夫婦のことです。

問題を表出させず、その場しのぎの付き合いをしています。

心の中では夫婦としての関係に疲れてしまいあきらめムード
なのです。

本気で向き合うことに恐怖感や抵抗を感じるのです。

波風立てないで現状を維持することが最善策だと
信じている人たちです。

ところが本人が自覚していない仮面夫婦がいます。

このタイプは夫婦の深いつながりについてさほど
考えておりません。

本来の深い人間関係の喜びや、体験がない場合、
一線を引いていることすら自覚がないのです。

一見して、人当たりはいいのですが常に
限界線を引いて無意識に人を入れないのです。

親密な関係を避ける、あるいは幸せになるのが
怖い人もいます。

それが普通になってしまうということです。

夫婦でありながら、決して配偶者を自分の心の居間や
寝室には入れないのです。

これを私は「玄関先夫婦」と呼んでいます。

「自分たちは日ごろから全然、喧嘩なんかしたことがない」と
自慢げにいうことがあります。

しかし、ふつう夫婦は喧嘩するのが正常です。

こういう夫婦はたった一度の喧嘩であっさり離婚したり
別居になってしまうことが多いのです。

さらに隠れ仮面夫婦の場合は第3者が指摘しない限り
自覚がありません。

私のクライアントさんの夫の家族関係を深く
お聞きすることがあります。

夫が喧嘩になりそうになるとだまってしまう。

引きこもり、お互いの関係を避ける。など。

妻は常に淋しく感じ、夫の態度にイライラします。

夫の両親がこのタイプであることが非常に
多いのです。

夫婦が本音で向かいあっていない場合、
子供がこれを学びます。

人間関係のコミュニケーションが上手でない子供は
両親の夫婦関係もそのごとくなのです。

その後、結婚し、同じように夫婦でそれをやっているだけです。

回避依存症という表現をする場合もあります。

もしあなたの配偶者が人間関係で悩みやすく、深い人との
コミュニケーションから逃げているようなら夫の
ご両親がどんな関わり方をしていたのか
よく研究してみましょう。

夫婦の課題が見えてくるきっかけとなるかも
しれません。