今日は離婚回避、夫婦修復の肝とも言えるお話をします。
夫婦は一度、おかしくなったら
現状維持はNGです。
そのうち、夫の気が変わってくるかも・・・
と待つのは得策ではないと
心得ましょう。
夫婦とガンの進行はよく似ています。
放置すればするほど、どんどんと
問題は加速するようになっています。
早期発見、また初期段階での治療。
これに尽きるのです。
まず「100%の男性はプライドの塊」である
これを前提にお聞きくださいね。
「自分に注文が多い、詮索するような
妻と一緒にいると自己重要感が感じられない」
「妻を愛していないわけではない。
しかし、一緒にいると
俺のイメージがダメダメ男になってしまう」
「ここにいてはだめ!」
と男性は思い込むのです。
妻が支配的だったり、日頃から
夫に目を光らせるような妻だと感じると
男性は妻から離れようとします。
自動的に警報ベルが鳴って、
「別居しよう」「離婚しよう」
なぜか、この思考がでてしまうのです。
妻や子どもの存在も大事、
しかしながら、自分の存在価値が
おびやかされるのは男性にとって
死活問題なので、パニックになってしまうのです。
愛されているし愛している。
でも、男性は未発達な存在でもあり
時に単純な反応をすることがあります。
それは結婚後に一層顕著になります。
男性は妻に寛容さ、母性を求めます。
妻が理解なく、支配的だと
男性はプライドが勝るのでどうしても、
自己中心な行動や言動をしてしまうのです。
妻であるあなたは、そこで即座に
「私は愛されてない」と判断しないことです。
夫の言葉に過剰反応し感情的になると
夫は
「やっぱりこの妻と結婚したことが
間違いだった」と誤解してしまうのです。
しかし、夫からそんなことを言われたら
冷静さを失って
「何それ!別居なんて許さないわよ」と
言って修羅場になるのが現実です。
しかしこの妻と一緒にいる限り自分の価値が
感じられない・・・
すると次第に「離婚、別居」のキーワードを
ほのめかすようになるのです。
相談に来る場合はここからの地点です。
人は崖っぷちに立たないとカウンセリングを
受けようとは思わないのです。
夫はわがまま、同時に我々女性より
ずっと繊細なのです。
ところで・・・
コーチングは自分の価値に気づくプロセスです。
どんな人も130%変われる可能性があります。
自分の潜在的な可能性や変化、また
自己啓発を通じて自分に目覚めるとき
おのずと人生は大きく開けてきます。
夫の行動を変えようとすると
逆効果です。
夫の脳みそは「損か、得か?」
これしかないのです。
夫が妻と一緒にいるメリットが感じられない。
だから妻と離れようとするのです。
妻の存在が以前ほどストレスがない
楽に感じられる、
あるいは自分の価値を
感じられる、と少しでも感じるところまで
最大限度、近づいてもらう。
夫のことを誰よりも関心を持ち
理解する存在は妻をおいて
他にはありません。
これを理解させることです。
互いの存在に価値を感じること。
これが修復に近づく第一歩です。