自分が自分を受け入れられる。
あるいは、自分が好き。
こういう人は本当にお得な人生を生きていると言って
いいでしょう。
こんな人は相手がどうであっても自分を大切に
することができます。
たとえ離婚問題が起こっても前向きに捉えて
前にすすめるかどうか?
これは自分をどう思っているか。にかかっています。
私のクライアントさんの中にはあっけなく結果を
出す人がいますが、たいていは自分をよく知っている
タイプです。
あなたは下の質問にどう答えますか?
自分のことをどれぐらい知っているか?
そもそも、自分が好きか?
これはシンプルな質問ですが、あまり考えてこなかった
人が多いのではないでしょうか?
このことをしっかりと
自分に確かめる必要があります。
自分が嫌い。という場合、自分に価値がない。という
構図が出来上がります。
すると自分自身に価値を置けない分は、自動的に相手に
それを求めます。
もし、結婚前に、相手が自分を好きになって
認めてくれたとき、相手から来る感情が自分にとって
とても心地よい安心感に変ります。
ところが結婚生活のなかでは夫婦のすれちがいは
必ず起こるものです。
問題は夫が自分に向ける感情に寄りかかっているだけ。
ということに自覚がないことです。
夫が自分を嫌いになった。その瞬間、地獄に突き落とされる
ような感覚になります。
この時、自分が自分に価値を感じていないと深刻さが
増幅します。
これは大きな喪失感につながり、夫に対する恨みや
憎しみに変化して自分を失ってしまうのです。
そのとき、よーく自分の心を冷静になって見つめます。
夫が自分を嫌っているという感情だけでなく
自分にはもう価値がない。という錯覚に陥るでしょう。
その苦しみが増幅して自分にダメージを与えるのです。
夫が自分を嫌いになったことであなたの価値が下がると
いうことはありえないのです。
一人の人と半世紀を生きていくのが結婚です。
相手が変わらなければいいのですが、相手はフツウの
人です。神様ではありません。
心変わりもすれば、気持ちも変わります。
自分が自分を一貫して信じるという心がなければ
結婚生活を継続することは不可能です。