携帯電話は便利です。
たしかに便利ですが、残念なことに夫婦の離婚の加速に
この携帯が一役買っているんです。
携帯があることで夫婦が深刻な問題に発展する
ケースがとてつもなく多いのです。
ここ10年、20年で急速に離婚が加速しているのは
皮肉にも携帯のおかげなのです。
携帯さえなかったら、何事もなく穏便に済んだのに
どんどん状況が思わぬ方向に発展しそのまま
破綻するシナリオが出来てしまう。
ついつい見たくなる夫の携帯・・・。
気になって仕方がないのでつい見ますが
見たら安心するのでしょうか?
履歴を見て何もなければもちろん、安心ですね。
でも浮気の証拠になるようなものを見てしまったら?
一度見たら後から後から妄想が止まらなくなるでしょう。
最悪の結末までをも想像します。
ショックや不安、悲しみ、くやしさ、恨みや失望、
不信でいっぱいになることでしょう。
夫の顔をまともに見れない。
夫が家に帰ってきたらどんな顔をすればいいの?
知らないふりをしようか?
追求してみようか?
カマをかけてみようか?
ありとあらゆる思考が頭を占領します。
パニックです。
もし携帯をみなければ、事は終息して
いつもと同じ日常だったかもしれません。
実はこのことから物事が解決するのではなく
より事態が悪化していくことを
忘れてはなりません。
夫の行動は携帯の中身だけではわからないことが
あるのです。
もちろん、女性関係が事実あっても、
夫はこれが悪いことだと十分わかっています。
だから後ろめたい気持ちがあるのです。
もうやめておこうかな・・・と自分でも考えている
かもしれないのです。
ところが携帯を見たことがきっかけで思いもよらない
方向にいくのです。
「あなた。一体これって、なに?」と
言われたその瞬間、夫にはある感情が目覚めてしまうのです。
「お前、俺の携帯見たのか?」
「最低だな」
お互いの信頼が一気に失われてしまうかも
しれません。
どこまでの関係かを聞くまでもなく、ついつい
夫を責め立ててしまうのです。
そうなると夫も「俺がこうなったのはお前のせいだ!」と
開き直り、応酬するかもしれません。
昔は携帯がなかったので、多くのケースは大ごとになる前に
おそらく収まっていたのではないか?
と私は考えます。
事態がどんどん悪化する原因。
それは互いが疑心暗鬼に陥ってしまうことから始まります。
携帯のない時代に戻っていくわけにはいきません。
見るか見ないかはあなたの判断ですが、どうしても携帯を
見るのならこのようなこともあらかじめ想定していくべきです。