私たちの結婚生活と過去の先祖との関係

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離婚となる原因には、お互いの性格や価値観の違い、
様々な要因があることでしょう。

元々他人であった二人ですが、夫婦となる
ということは当然、籍を入れるということです。

籍を入れたと同時に互いは人生を共有する
段階に入ります。

結婚はちょうど両家の先祖の合流点のようなものです。

夫婦は人生を共有すると同時に互いの先祖の課題も共有する
関係ではないでしょうか?

私たちは、過去と未来の中間点にいることがわかります。

私たち両親のさらにまたその上にも親がいてという風に、
先祖の繋がりで私たちが生まれていることに気づくことでしょう。

私たちは「先祖の積み上げの結実」と言えますね。

遺伝子情報というメカニズムは厳密なものですが
夫婦愛も遺伝する、つまり子孫である私たちの結婚にも
少なからず影響する
ということなのです。

先祖たちがどんな愛を育んできたのか、親の代、
祖父母の代ではどんな家族の出来事があったのか?

家系に思いをはせてみると様々な気づきがあるはずです。

おそらく先祖たちの中には愛に溢れ、夫婦、親子が
幸せいっぱいの人生を送った人たちもいれば、不幸にも報われない人生、
孤独に寂しく亡くなった人もいたことでしょう。

「因果関係」から見た時、もし、今、あなたの家族が幸せを
感じているとすれば、そこには先祖の積み上げた幸せの土台があるはずです。

家系とは、私たち先祖の描いた景色であり、
夫婦はその景色を描く筆と絵具なのです。

愛情あふれる生き生きとした家族は、活力ある風景を描くことができます。

昨今は跡継ぎがいないという問題が増えています。

お墓や家、財産を受け継ぐ子孫が
絶えてしまうことが社会問題となっております。

この課題も過去の夫婦愛の積み上げで決まります。

もし、自分の親戚に離婚が多い、また長男の結婚の縁が
ないなどの課題があるとき、それは「家系を見直し新しい出発をしてほしい」
という先祖のメッセージととらえるのです。

夫婦愛とは建物の土台、つまり基礎部分と言えるものです。

いくら家が立派でも土台がゆるければ、一度の地震で倒壊して
しまうことでしょう。

私たちは一人で勝手に生まれていきてるのではなく
先祖から間違いなく受け継がれた家系の中に組み込まれている存在です。

さらには過去と未来の懸け橋になっている私たちは
子孫のためにも幸せになる義務があると言えます。

未来のためにどんな景色を描く使命があるのでしょうか?

人生はいいことばかりが続くわけではありません。

もし、家族に問題が起こったときは、これを家系の転換を
するべき時ととらえ、将来の礎を作っていくチャンスと受け止めましょう。