先回のセミナーでもお話したことですが・・・。
現代社会が過去2600年の日本の歴史から見て
きわめてありえない環境になっています。
どれほど異常な環境になっているか?
これを正確に知る人はあまりいないと
思います。
実に今、離婚率は35%を超えています。
この離婚率が過去2600年の歴史の中で
少しずつ徐々に増えていったと思いますか?
実は2600年間、ほぼ離婚率は5%未満の
横ばいでした。
第2次大戦後、ほんの40年足らずの間に
この離婚率は7倍にも達しています。
過去、日本の歴史を振り返っても
離婚する夫婦はほとんどいなかったのです。
今後、離婚率が下がっていくだろうか?
というとまずそれは起こりません。
どんどん加速していくでしょう。
その理由には大きく3つの要素があります。
●インターネットの弊害
●健全な人生観を破壊する風俗産業の蔓延
●父親不在の問題
これが夫婦を複雑にしている根源です。
とりわけインターネット万能時代の
弊害は実に深刻です。
ゲームもさることながらアダルト系の
情報が洪水のようです。
風俗サイトはさらにもっと深刻です。
子どもの思考をめちゃくちゃにするとてつもなく
危険な情報があふれかえっております。
現在は成人だけでなく若年層にまで
これらのサイトが自由に
閲覧できる時代になりました。
これが刷り込まれることで子どもの頃から
健全な男女間の関わり方がまるで
わからなくなり混沌としてしまうのです。
単なる欲望の対象のような狂った
視点を持って異性を見る目ができてしまうのです。
実は何気なく見ているサイトによっては
悪魔の因子がオンになる。
ということが起こります。
本来の男女、夫婦の在り方の教育が
学校や地域社会で教育されていないのです。
教育現場では一切教えられないことを
教えてあげるのが家庭なのに肝心の
家庭が崩壊しています。
昔の日本では子どもたちにこれほどの
不適切な情報はまったく与えられませんでした。
加速する少年犯罪の背景には様々な
背景が有ります。
インターネットの弊害として
コミュニケーションが苦手な子供が多い。
さらに両親が不在、いつも孤独な子供の
心理がゲームに流れていくのです。
父親としての威厳が薄れ家庭の
リーダーとしての役目が果たされていない。
その過程で父親の威厳が保たれないと
母親がその位置に居座ってしまう。
教育現場でさえも学校教師などの
性的な犯罪が跡を絶ちません。
こんな恐ろしい時代に我々が生きている。
一体、誰が子どもを守るのか?
これを自覚することでしかお子さんの未来を
守ってあげることはできません。
このことは各家庭が自覚して取り組んで
いかなくてはならない課題なのです。
私のセッションではこれをお子さんにしっかりと
教育してあげるための親としてのスキルを
身につけるプログラムなども同時に行います。
夫婦を守るために必要な知識は健全な結婚観を
持つことによって達成されます。
これをあなたの柱にすることで、はじめて夫婦再生の
ための土台ができます。
修復のための可能性はここからなのです。