悩みのない人などいませんし、生きている限り悩みは
続くものです。
人は「これさえ解決すれば、天国だ」と思い込みます。
しかし、実際に、問題解決してもまた、別の問題で
悩むようになるのです。
振り返ってみれば私の人生もそんなことの繰り返しでした。
ところで悩むことは悪いことなのでしょうか？
悩みが来たときはチャンスだ！
そう受け止めていけばそれは大きな転機になります。
これはとても大事な受け止め方です。
なぜならそこに、あなたの心の成長、さらにあなたの未来が
かかっているからです。
人生にはタイミングというものがあります。
また夫婦の悩みも「その時」に起こらなくてはならない事情が
それぞれにあるのです。
現在、長寿国となった日本ですが、人生の折り返しは４０歳ぐらい
でしょうか。
女性にとって40代は人生のなかでは、もっとも油がのって
充実感や幸福感を感じていける年代とも言えるでしょう。
しかし一方で結婚が座礁しやすい時期でもあるのです。
ところで日本では、４０代前後に離婚した女性が再婚する
確立は２％未満という意外なデータがあります。
このような現実を考えてみると、お子さんが成長期である
ことを視野にいれても離婚は回避するべきだと考えます。
離婚を回避したいが腰が重い、修復に希望が見えない。
先が見えない。
なぜ夫は●●のようなことをするの？
どうしていつも●●なんだろう？
一体、自分のどこが気に入らないの？
という思考を一時停止ししなくはなりません。
夫婦の問題にただ、ため息をつくのではなく、互いの課題を
徹底的に分析していくことです。
一度、暗礁に乗り上げても対策を練って方向性を持って的を得た
行動をしていく。
これで新しくリセットができるのです。
40代は人生の予行演習が終わったばかり。
人生はこれからなのです。
夫との問題の背後にどんな課題が横たわっているかを
知ることで、自分という存在、丸ごとを見つめる
最高の機会と捉えるべきです。
人生にはタイミングというものがあります。
「その時」でなくてはならない事情があるのです。
