夫婦問題は専門家以外に相談してはいけない
一般的な心理カウンセラーに安易に相談しては
いけないということですが、なぜでしょうか?
それは結婚と交際中では立ち位置が
まるで違います。
夫婦と恋人との立ち居地を分別できないカウンセラーは時として
トラウマになるような言葉を言ってしまうことがあるのです。
クライアントに共感することは大事なのですが、クライアントに対して
あたかも被害者であるかのような言い回しをされることで
後々、心にシミのようなものが残ってしまうことがあるのです。
単なる男女関係と同じ扱いをすると
後で修復が非常に困難になってしまうことが起こります。
修復したいにもかかわらず法律家に相談する。
これもNGです。
法律で夫婦を扱うと後遺症になる
法律を挟めば夫とは元々、他人なのだ、
という認識が強烈に刷り込まれ、夫婦であることの
意識が変形してしまうこともあります。
修復のデメリットだけが心に刻まれてしまう。
そういうリスクもあるのです。
夫婦は恋人とは位置づけが違うということをよく理解しているカウンセラーに
出会う必要があります。
マーフィー博士をご存知でしょうか?
潜在意識の第1人者と言える有名な方です。
この人も同様に「夫婦問題は夫婦専門のカウンセラーにのみ相談しなさい」
と指導しています。
このことはあまり重要視されない傾向があります。
しかし、夫婦の構図、つまり設計図を知らないまま、相談を受けていれば
解決どころかとんでもない迷路に入ってしまう、ということも
起こります。
夫婦は互いの人生に完全に責任を持って生きる運命共同体
単に人間関係の解決方法のような指導を受けても、なかなか難しいのです。
夫婦問題はとてつもなく複雑で奥が深いのです。
一度、確執になって
しまったものは、夫婦の設計図を知ることでしか収拾はつきません。
誰もが結婚でつまづく理由は、
他人でありながら人生の一切を共有するということに気づかないからなのです。