「親を尊敬する国ランキング」によると
(なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付より)
こんな結果が出ています。
1位 中国、インド他13カ国が同率1位:100%
2位 チリ、フィリピン:99.1%
3位 オーストラリア、シンガポール:99.0%
そしてなんと!
最下位は日本:81.8%
日本人は世界で一番、親が嫌い、尊敬できない国らしいのです。
昔の日本は決してこうではありませんでした。
人が幸せになれない原因とはなんでしょうか?
最大の原因、それは・・・
人と人とのコミュニケーションができないことです。
私の経験でもはっきり言えることは人と人との関係、絆を結べない
ことはそのまま人生の足かせになります。
人間は外的環境で幸せになることはできません。
つきつめていけば、人は人と人との関係で幸せにもなれば、
不幸にもなる存在です。
最近、アドラー心理学の本がベストセラーになっていますが
この理論によると人間関係の善し悪しが人生を決定付けるのだそうです。
もうひとつ、踏み込んで言わせていただければ
夫婦間のコミュニケーションがより人生を決定的に
していると言いたいのです。
どんなに成功しているように見えても、夫婦に信頼感がなく
いつもギクシャクしている。
これでは幸せだとは言えないのです。
真の幸せはよき伴侶や理解してくれる家族がいてこそのものです。
家庭は人生の土台です。
地盤のゆるいところに立たったままでは安定して継続的な幸せを満喫
することは不可能です。
ところでこの人間関係の土台を作るのは何でしょうか?
それはその人の親との関係です。
人との関係は親と子の関係の延長線上にあるのです。
戦後の日本は戦争は終わっても、何を踏み間違えたか
家族の戦争は激しくなっているようです。
現代の青少年の凶悪犯罪の背景は何でしょう。
青少年犯罪には常に崩壊家庭の背景があります。
子供の自殺や非行などの問題は親子の関係が引き金です。
まず家族関係が健全であればまず起こらないことです。
その中でも一番重要な関係は夫婦間の愛情です。
夫婦が愛し合っているパワーは人生のどんな困難をもものともせず
複雑な問題は解決してしまいます。
夫婦が盤石な基盤を持っている限り、人生で起こる困難は
ほぼ問題なく超えていけるのです。
さらに子供たちの精神もおのずと安定します。
夫婦の愛は人生のお守り、そして何にも代えがたい最高の
宝なのです。