遺伝子は嘘をつかない!【夫婦修復のヒント】

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遺伝子の研究は日進月歩の勢いです。

人生と遺伝子は深い関わりがあってとりわけ
夫婦関係に顕著に現れます。

結婚相談をしている私にとって、このことは
興味深い研究分野なのです。

遺伝子と一言でいいますが、この構造は想像を絶するスケールです。

人間の体は約60兆個の細胞でできていますが、この細胞に
組み込まれた遺伝子の情報量は天文学的ともいえるほどのものです。

人間の「遺伝子」は約22000個ありますが1人分の全「DNA」を
引き伸ばせば約1200億キロ、なんと地球を300万周も出来ます。

想像を超える世界ですね。

昔から、遺伝だから仕方がないよ。

体質は親譲りだから。

などと親と同じような性格や体質を持っていることは
固定化されていると思われてきました。

たしかに遺伝子情報は親から子、子から孫へ脈々と
継がれるものであり、家系と遺伝子は深い関わりがあります。

結婚の形態、愛情レベルは先祖に似る

夫婦間の愛情関係も、子孫に見事に現れます。

家族間でお互いに愛し合ってきたのかそれとも
憎み合ったのか、これも子孫に伝播していくものです。

私は日々、クライアントさんの家系を研究しておりますが
過去の先祖の夫婦のありかたのパターンも
非常に似てくるのを発見します。

良くも悪くも先祖が生んだ先祖の見えない遺産も、
血統的に継がれてしまうのです。

しかし、あきらめないでください。

遺伝子研究の世界的権威である村上和雄先生の説によれば遺伝子は
その人が抱く感情や気持次第で、変化するということでした。

遺伝だから今さらじたばたしても仕方が無い。

そうではなく私たちは遺伝子に影響を
及ぼすことが出来る存在だということです。

つまり人は心がけひとつで、遺伝子をオンにして
変化を与えることができるそうです。

結婚生活も遺伝子をオンにすると見違えるように変わる

時として人間はありえないような力を発揮します。

普段は40キロほどのものでさえも、持つことができない人が
いわゆる火事場の馬鹿力と言われるように100キロのものを
持ちあげる。というようなことが起こります。

自分でいかようにもコントロールできる、これが事実だとすれば
嬉しくて仕方がない気持になりますね。

今後、このことはさらに研究される分野であることを確信しています。

これにふたをして生きるか、それとも可能性を信じて生きるか・・・。

今後、科学技術がどんなに発達しても人が人である限り、
幸せを求め続けるしまた悩み続けることでしょう。

しかし自分に与えられている可能性に素直に「イエス」と
言える自分でありたいですね。