過去の失敗から学ぶことの大切さ

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夫婦の関係に限らず、何事も失敗してもそこから「多くを学ぶことができた」
と受け止めればそれはすでに失敗ではなく、よき経験となります。

そのような意識が出てくるとどんどん物事は好転します。

要は過去の失敗とか悲しみ、苦痛の奴隷になったまま動けずに
いることで人生は頓挫してしまうのです。

ただし、ここで一番、大事なことがあります。

行動するときは自ら決断して行動していることが条件です。

すべての行動に自己決定感を持つこと・・・。

これは、最終責任は自分にある、と自覚しているので決して
被害者の意識ではありません。

夫婦相談をしている中でクライアントさんから度々質問をされます。
夫に対してどういう風に接したらいいですか?

こんなときはどうしたらいいのでしょうか?

とたずねられます。

私は最終的には自分の人生だからどうすればいいかは
自分が決めてくださいね
といいます。

自己決定感のない行動は意思のない行動となります。
夫婦修復は当事者であるあなたが主人公です。

何でも人に聞く人の心の世界には「責任をとりたくない」「逃げたい」
という構造があります。

そもそも、結婚生活は夫婦が主人公です。

あれこれ他人がアドバイスしても、いい結果がでるとは限らないのです。
結果を必要以上に恐れるのは、過去に失敗から学ぶという経験が
ないからです。

自分がこうしよう!
と思ったらダメ元で行動することをお勧めします。

実はこれが一番、いい結果を生み出します。

人は何ごとにつけ物事がうまくいかなかったりすると、言い訳を
したくなります。

子供のころ、「親がこう言ったから。とか先生が●●しなさい、と言ったから」
と言って言い訳したりしたことがありませんか?

いい結果が出ないときは、人間はどういうわけか、人のせいにします。

自分の人生なのに、いつのまにか他人に依存している、
他人まかせになってしまうのです。