なぜ離婚が加速しているのでしょうか?
その要因のひとつとして今は、恋愛結婚が中心だからです。
結婚には見合いと恋愛の2つがあります。
実は見合い結婚の場合、離婚率は恋愛結婚の4分の1以下という
データが出ています。
見合い結婚は離婚のリスクが非常に低いのです。
見合い結婚は1940年代は70%だったものが、今は4%以下です。
反対に恋愛結婚は90%近くになっています。
もし、離婚のリスクを避けたいならば、見合い結婚がいい。
ということになります。
見合い結婚は両方の親族との折り合いがある程度できており
それだけでもハードルが低くなります。
それだけでなくゼロからの出発ですから夫婦が二人で愛を
育てていくという合意のもとに出発ができています。
頂点で結婚する恋愛は下がる一方だといえますが、見合いは
ゼロから積み上げることで磐石な愛を築けるのです。
ゼロからの出発なので上に行くしかありませんね。
このハードルを越えることは思いのほか高いのです。
こう考えると見合い結婚は、再び見直されるべきなのかも
しれません。
さらに「交際中と結婚後の男女の関係の違い」を知るべきなのです。
結婚後は「遺伝子的要因、潜在意識、先祖の課題」というものが
かかってきます。
これは恋愛中にはなかった要素です。
それは二人の間に先祖とか遺伝子的なもの、潜在意識が
大きく介在してくるのです。
潜在意識はまさしく「本音の世界」です。
夫婦は100%本音で向き合っていく関係、互いの潜在意識が
ぶつかり合い、子ども時代の満たされずに来た感情までが
呼び覚まされます。
あたかも眠っていた意識が目覚め、突然、わけもなく夫が憎くなったり、
幻滅を感じたりします。
相手を見て「あれ!どうしちゃったんだろう?」
この選択は正しかったのか?などとふっと不安な気持ちになります。
夫婦コーチングはこれを理解したうえで行う人生のための
ナビゲーションと言えるものです。