夫婦修復はどこまでも当事者意識
夫婦相談をしている中でクライアントさんから度々質問をされます。
夫に対してどういう風に接したらいいですか?
こんなときはどうしたらいいのでしょうか?
とアドバイスをたずねられます。
しかし私は最終的には自分の人生だからどうすればいいかは自分が決めてくださいね^^
といいます。
自己決定感のない行動は意思のない行動となります。
つまり、他力本願なのです。
何でも人に聞く人の心の世界には「責任をとりたくない」「逃げたい」
という構造があります。
そもそも、結婚生活は夫婦が主人公です。
あれこれアドバイスしても、シナリオ通りにいかないこともあります。
よかれと思ってしたこともいい結果が出るかどうかは誰にも
わかりません。
自分がこうしよう!
と思ったらダメ元で行動することをお勧めします。
行動した後に初めて次の段階に入れる
人は何ごとにつけ物事がうまくいかなかったりすると、言い訳をしたくなります。
子供のころ、親がこう言ったから。とか先生が「●●しなさい、と言ったから」
と言って言い訳したりしたことがありませんか?
いい結果が出ないときは、人間はどういうわけか、人のせいにします。
自分の人生なのに、いつのまにか他人に依存している、他人まかせになっているのです。
結果を必要以上に恐れるのは、そこから何かを学ぼうという意識がないからです。
何事も失敗してもそこから
「多くを学ぶことができた」
と受け止めればそれはすでに失敗ではなく、よき経験となります。
どんなことも自分の成長になったと思えたとき、その人にとっては
振り返ってみれば「それも必要なことだった」と言うことでしょう。
そのような意識が出てくるとどんどん物事は好転します。
不思議なぐらいに、自信が出てくるのです。
人生は失うことより得ることのほうが多いのだという
心の軸が出来上がります。
行動している最中は恐れはなくなる
コーチングをしている過程でクライアントさんが少し自信が
出来て行動が取れるようになったとき大事なポイントがあります。
行動するときは自ら決断して行動していることが条件です。
自己決定感を持つ行動であること・・・。
これは、最終責任は自分にある、と自覚しているので決して
被害者の意識ではありません。
コーチングのプロセスで必ず習得するべきスキル、
それは、長い人生を生きるとき必要な意志を持つことなのです。