潜在意識は理屈を超えた感情のデータバンクです。
潜在意識とは「無意識」の心の世界です。
自分は必死に幸せを求めているのですが、
無意識の心がこれを抑圧してしまう。
このことは自覚がないばかりか、
カウンセラーも気がつかないことが多いのです。
カウンセリングをずっと続けているにもかかわらず、
一向に結果が出ない人がいます。
そうかと思うと2ヶ月足らずで、あっけなく
結果を出す人など、実に様々です。
ずっと結果が出ない人の場合は、
あっちがダメならまたこちらと
カウンセラージプシーのように
はしごをしている場合が多いのです。
もしかしたら自分とカウンセラーの相性に原因があるのかも
しれないと、考えるからなのでしょう。
もちろん、それも理由のひとつです。
しかし、なかなか結果の出ない人には
特徴があります。
●夫をぜったいに許せないと感じる
●夫との親族との関係が悪い
●カウンセリングを受けたら相手が変化するかも・・・と期待している
これらの思考が無意識レベルにあると
なかなか結果がでません。
潜在意識は我々の現象世界を操作します。
クライアントが前向きでそれなりに頑張って
いるにもかかわらず、それに気づかないと
空回りになってしまうのです。
あれこれと新しい手法を用いて指導するのですが、
なぜか不思議に時間ばかりが過ぎていきます。
まず、夫婦問題の解決は相当に高度な精神的
変化が要求されます。
夫婦は互いの運命の共有をする関係なので双方の
課題と家系的課題が一気に出てしまうからです。
クライアントの潜在的な課題を書き替えるしか
本質的な解決にはなりません。
まずは自分の潜在意識の中身に注視しましょう。
今自分の中にある感情がどんなものなのか?
見たくないものかもしれないですが、そこに勇気を
持って向き合うことです。
その感情を洗い出して、本当に自分が
何を目指しているのかを明確にすることです。
家族は命がけで守るものと理解して
自分に誠実に行動することで解決の糸口を
見つけていくことが第1です。