私の家族治療は家系についての
知識をみなさんに提供することで
成果を出しています。
私は家系は厳密な遺伝子情報だと
考えています。
幸せになるのも、不幸になるのも
ある程度、家系的なものが、関係します。
これはごく自然なことなのです。
みなさん、家系図というものを
見たことがありますか?
家系図は一組の夫婦が存在することで
次世代が生まれて継続します。
夫婦が成立しなければそこから
後には誰も存在しません。
これが家系です。
悠久の歴史はすべて夫婦から始まって
いるということです。
人類の原点は夫婦なのです。
結婚後、夫の精子と妻の卵子が
結合することによって、一つの細胞が
60兆個の細胞になって子孫が形成されます。
私達は生まれ落ちたその瞬間に
遺伝子を受け継いでしまうのです。
それが数限りなく続いてきました。
だから、家系は遺伝子情報の集大成である
とも言えますね。
家系学に触れると本当にすごいことが
起こってしまうんです。
奇跡のようなことも起こります。
そこには、たくさんの人たちの苦労や
喜びや悲しみが集約されています。
たくさんのことをひも解くことが
でき、意外にも夫婦の問題解決の
ヒントをもらうことができるのです。
家系には相続性というものが
存在します。
遺伝子情報に基づいて私達の体質や
容貌とか能力だけでなく
愛情関係も遺伝します。
過去に夫婦で苦しんだ人が多ければ
当然、子孫も苦しむことになるんです。
性格に問題がなくても、離婚する
カップルもいる一方で
年がら年中、喧嘩しているわりには
年老いても夫婦で温泉旅行に
行ったりしながら、
最後まで添い遂げる夫婦もいます。
夫婦問題は家系に触れることが
必須の条件となります。
自分だけの問題だと思っていたことが
そうではなく夫と妻の過去の背景に
たくさんの課題があったと気づく。
たったそれだけでも。気持ちが
軽くなることも起こるのです。
私のセッションでは、先祖さまとの
チャネリングをする方法を取ります。
チャネリングと言ってもスピリチュアルな
要素だけではありません。
自分が遺伝子的な要素を先祖から受け継いでいる。
これをありのままに素直に受け入れる。
ということです。
すべては因果関係ですから、当然、
起こるべくして起こっているのだと
いうことになるのです。
親族争いの多い家系は、その子どもも
孫も不協和音のままです。
ひまわりの種からはひまわりしか
咲かないということですね。
どんなに幸せになろうとしても
その要素がある以上、プラスアルファの
努力なしにはそのしあわせには
至ることができないわけです。
しかしながら先祖とのチャネリングを
するとき、一気にそこに至る道が開ける。
ということが起こります
先祖に対する感謝、関心、ねぎらいや愛情が
芽生えてくると自然に、夫婦が善化します。
これらを素直に受け止め、先祖に共感する。
すると先祖はよろこんで安心してくれます。
自分が先祖になって、天国から
子孫を眺めていたとしましょう。
これを想像すればすぐわかることなのです。
たか~い目線を持つこと。
これが解決に至るもっとも近道の智慧なのです。