夫婦問題が解決できずにいる心理学の限界【夫婦修復のヒント】

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人間の悩みはすべて人間関係の悩みである。

これは今、大ベストセラーであるアドラー心理学で
提唱されている解決のための大前提です。

人間関係以外の悩みというものは、この世のには
存在しない。と言い切っているのです。

それに対する議論については、人それぞれに価値観が
あっていいのですが、長年、夫婦の修復に携わっている
私にとっては、日常、痛感していることです。

ただ言えるのは
夫婦問題はアドラー心理学だけで解決することは
不可能です。

離婚してくれ・・。

別居したい・・。

この言葉がどれほど日常の暮らしを重たくし、今までの
積み上げたものすべてを、無価値にしていくのか?

この苦しさは体験した人にしか分かり得ないことです。

人生を揺るがす離婚問題

「離婚問題」こそ、まさしく人生の根底を揺るがす
究極の人間関係の悩みではないでしょうか?

夫婦関係ほど未開拓な分野はありません。

宗教や心理学がいくら追求しても
解決が非常に難しいことは、
激増する家庭破綻の現実を見てもわかる
ように明らかです。

他人とか親子の関係ではそこまでの深刻さは
ないと言えるほどです。

他人は嫌になればいつでも関係を切ることが
できます。

親子関係は基本的に切ることは不可能です。

血縁関係は宿命ですから、親子の縁は
永遠に切れることはないのです。

ところで
血の繋がりがない夫婦という関係はどうでしょう?
夫婦関係は実に特殊な関係なのです。

夫婦は恋愛から始まる関係です。
相手が世界で一番だ!

命を賭けるほどの価値のある素晴らしい関係だ!

そう判断して結婚します。

ところが数年後・・・。

恋愛感情が無くなった時、一旦、マイナスに下降
してしまう性質があります。

この関係を修復するという作業は並大抵のことでは
ありません。

なぜなら夫婦は互いの人生に責任を持つレベル
だからです。

子どもだけでなく周囲の親族関係を巻き込み、
さらには人生そのものを揺るがしてしまうほどの
ストレスがかかります。

ただなんとかなるはず。と思ってなるものではありません。

法則を知って取り組めば必ず夫婦は成功する

壊れた機械を修理するためには「設計図」
あるいは「法則」を知っていることが前提です。

夫婦も同様です。

ところがこの「夫婦の設計図」を知らない人がほとんどです。

この設計図は皆さんが考えているような設計図では
ありません。想像することさえ出来ないものです。

皆さんが知っているのは「親の思考」であり「親の教科書」
なのです。

しかも生い立ちの中で無意識レベルで構築された
ものなのです。

ここからは、新しい発想や解決法は生み出すことは
できません。

離婚問題は想像以上に、難しい理由は
ここにあります。

発想を変えるには「正しい夫婦の設計図」が
必要です。

私のコーチングではこの設計図を教えていく
修復法を用います。

残念ながらアドラー心理学ではそこまでの
教えは著してはいないのです。