夫婦は互いが「たましい磨きの磨き砂」

結婚すれば、予想だにしないようなことが起こります。
この問題に出会わないカップルはいません。

結婚するということは、お互いの一切の事情を背負うという
ことになるからです。

それ故、問題は複雑極まりないものにまで発展します。

子供ができてしばらくたったころ私も夫婦円満というものが
どれほど予想を超えて難しいものであるか
実感しました。

目の前が真っ暗になりそうでした。

ある夫婦はもう互いに修羅場を見るのがいやだ、と言って
仮面をかぶる、問題にふたをする、または本音は言わない
など、面倒なことを避けようとします。

ところがこの方法はまず失敗します。
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反対にストレスがたまってむしろ障害になります。
当然のことですね。

夫婦はいつか本当にお互いをさらけ出していかなければ
なりたたない関係なのですから。

それはなぜでしょう?

その理由は二人は今後、人生の一切を共有する、つまり運命の
共同者になるからです。

一艘の舟に乗って二人は人生の苦海を乗り越えていかなくては
ならないのです。

お互いに勝手な方向に舵をとれば、文句の言い合いになります。
じゃぁ、私は知らない!と放棄すれば舟はどこまでも迷走します。

実は・・・
ここから脱出する方法があります。
いったん二人の関係から離れてみましょう。

自分自身を見つめる時間をもつのです。

家庭を持つということは自分探しでもあります。
実はあなた自身をよく知る、これが第一です。

人間は自分を知るために生きている、これが人生の目的なのです。

自分の顔は他人しか見ることができませんよね?

自分が自分の顔を直接見るのは死ぬまで不可能です。

おそらく人間は生まれてから死ぬまで自分探しをする
宿命なのだと思います。

結婚するのも、子どもを持つのも、自分とは
どういう人間なのか。ということをはっきりと知るため。

これが目的です。

結婚を通して自分という人間の足りない部分や価値のある
部分を互いに認め合っていく、時には喧嘩や争いもあることでしょう。

すると自分の過去の課題などもそこにさらけ出せるのです。
他人はそこまであなたの人生に責任を持ってはくれないでしょう。

さらに自分の価値に気がついて自分らしく生きることを
学ぶこともできるのです。

幸福になる基本は自分自身を受け入れることです。
自分の人間的過ちや弱さを大目に見ることも必要です。

人間である限りあなたは誤った判断をすることもあり、
おろかなことをすることもあるでしょう。
自分に腹が立つこともあります。

しかし、そういう自分をも受け入れ、同時に相手のことも
受け入れあうことで成長ができるのです。

夫婦ほど厳密できわどい関係はありませんが、見方を変えれば
夫婦は魂磨きのための最高に素晴らしい磨き砂なのです。

 

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