夫がある日、突然ガラリと変わってしまった。
こういう悩みを持つ人は多いのです。
長年、夫婦修復をやってきた私から言わせると
むしろ結婚して変わらない男性などいないと言えます。
なぜか、どんどん扱いづらくなるのが特徴です。
男性は結婚すると、ある一定のところまではリードしてくれるのです。
ところが妻が「あなたはこうであるべき」という
思いを持ちながら夫に接するようになると、まるで人が変わったように非情な行動に出るようになるのです。
あの時の優しかった彼はいったい、なんだったの?
こんなはずでは・・・と悩み相談に来るのです。
ほぼ9割の男性は結婚後、大化けする
つまり赤ちゃん返りを起こすのです。
それまでは恋愛中の愛で事足りていたのです。
結婚後しばらくは男女の愛でなんとかやっていけます。
しかし、恋愛感情の賞味期限は3年と言われています。
通常は3年後、新しい段階に入る時が来るのです。
この場合、まず夫を大人の男性と見ることは一時停止します。
夫の赤ちゃん返りのような現象は過去のあなたの夫に対する
理不尽(彼からすれば)な対応が原因です。
一般的に男性は結婚という間がらとなれば
女性よりはるかに幼児的に振る舞うことがほとんどです。
結婚3年後は恋愛は卒業し、夫婦愛を構築する
妻の対応が期待と違うとなると
過去のトラウマ(生い立ちを含む)までもが一気に目覚めます。
横暴に振る舞ったり、理不尽な要求をしたり、引きこもり、無視などなどが生じるのが普通です。
このことをよくよく理解して対応していくべきです。
かつての頼りがいのある優しい顔はみじんもなくなり、
扱いづらい夫。
これはたしかに悲しいかもしれませんが、結婚生活とは想像を超えて、
難しいものだと心得るよい機会なのです。
結婚は人間として成長するためにある修行の場
妻が「こうあるべき」を押し付けていれば、いずれそれは
表に現れてきます。
結婚生活というものは交際中とはまるで違う修行のような
ものだということを学ぶ時です。
この連鎖から離れるためにはさきほどいいましたように・・・
家に中には自分の子供と同時に「体の大きな3歳児」がいる
と思ってくださいね。
もちろん、これだけでは問題解決はしませんが、この捉え方を
しっかりとすればあなたの心が48%ぐらいは軽くなるものです。