反芻という言葉をご存知ですか
●一度飲み下した食物を口の中に戻し、かみなおして再び飲み込むこと。
●繰り返し考え、よく味わうこと。「先生の言葉を反芻する」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
思いを繰り返すことも反芻と表現することがあります。
まるで犬が骨に肉がついてない骨を
何度も何度もガリガリと噛み続けているような
ものです。
ワンちゃんは何を味わっているのか?
骨についた肉ではなくて噛むたびに
自分の歯茎の血の味を味わっているのです。
それをおいしいとガリガりやっているだけなのです。
人はネガティブな思いに浸っていても
それを敢えて意識しないものです。
このワンちゃんのようにマイナス思考をぐるぐると
自動的に回想し続ける癖。
これに気づく必要があります。
反芻を続ける限り、過去の自分に縛られ
またそれが現実化することでしょう。
夫婦が離婚に至るプロセスを
研究すれば、マイナスを繰り返し、過去の
傷にとらわれて破綻に至ることが
わかります。
夫婦を取り戻し、結婚生活を守るのならば
悩み苦しむことを一時停止しなくては
なりません。
まずはこのような反芻をしているのかも・・・
と自覚することです。
夫婦を守るならば、古傷をひっかく習慣をやめて
前を向くことです。
望みや夢を現実化するにはコツがいります。
しかし、日頃からの癖を直さないと
このコツは簡単には理解ができないのです。
これを私は数ヶ月かけて教えています。
「思考は現実化する」という本があります。
この本によれば『思考は現実化する』というより、
すでに思考は現実化しているということです。
つまりあなたの周りの状況はすべて過去の
思考が現実に展開しているに過ぎない
ということです。
反芻をしている限り、未来に新しいことは
起こらないとも言えますね。