人の幸せ度は何をもって決まると思いますか？
それはずばり、価値観です。
価値観がその人の未来を決定づけてしまう
といえるほど、大きな要因です。
価値観は生い立ちや過去の記憶に加えて
もっと深い遺伝子レベルに根っこがあります。
それは親の教育とともに、私達に刷り込まれていきます。
潜在意識の奥には深層意識という、その人が生まれる前にすでにもらった情報があるのです。
これは親と体質や癖が似るように、その人の生まれ持った信念のようなものです。
なんとなく嫌、とか不快に感じることの奥には
過去の先祖の悲しみや、苦悩のストーリーが
あるのです。
万民に共通する遺伝子情報なので、ある意味で否定のしようがない厳密なものとも言えます。
結婚生活も血統を通して代々、伝承されていく性質があります。
生涯の伴侶を選ぶ時の目線も本人が決めたようですが
実はこれも先祖と同じ相手選びの傾向があるのです。
たとえば、みめ麗しい女性と結婚したがる男性は
多少、気が合わなくても、会話がちぐはぐでも
「こんな美人と一緒にいられるなら、まぁいいか！」
と割り切るでしょう。
また収入だけを中心に夫を決める女性の場合も同様です。
親や親戚を見てみると似たような傾向がそこに
展開しているのを見ることができます。
しかし、夫婦は半世紀を共に生きる間柄です。
自分の価値観を永続的なものにしておかないと
当然のごとく夫婦は破綻します。
よほどの努力なしには結婚生活は継続はできない
ようになっています。
もっと深いところ、つまり家系にメスを入れて
根本的な治療を行うのが夫婦コーチングです。
実はこの遺伝子情報は固定されたものではなく努力次第では変化を起こすことも可能です。
いいものを残し悪いものは、書き換えることが可能なのです。
頭痛がしたら鎮痛薬を飲みますが、これだと一時的な
治療に終わってしまいます。
一時的な問題回避では夫婦修復は不可能です。
夫婦コーチングは夫婦修復のため、潜在的な
価値観を変えていくプロセスです。
