どんな平凡な人でも、ひとりひとりはすごく大事なミッションを持って生きております。
それは未来に何かを手渡すこと。
これです。
人はみんな過去と未来の橋渡し役なのです。
ただ生きているだけでは将来、子供にもっといい未来を
残すことは不可能だ。
これに気づいた時、はっとしたんです。
従来の夫婦カウンセリングは心理学的な観点からいろいろな
メソッドを用いて結果を導き出そうとします。
引き寄せの法則とか、潜在意識の転換などの方法です。
あるいは法律的なもので身を守るなど。
初期のころは私も試行錯誤しながらやってきました。
でもあるとき、これだけだと限界があると気がついたのです。
従来の方法では結果がでないことに悩み、いろいろな
資料を集めてそれを応用する工夫をしました。
さらに研究し、その後、確信に至りました。
その後、期待を上回る結果がどんどん現れてきて
はじめて言えることなのですが・・・。
特に夫と妻は100%運命を共有する関係です。
運命を共有する関係を改善したい、と言う場合は
従来の普通のやりかたではダメです。
ある人は霊能者とか占いの先生のところで指導を
受ける人もいるでしょう。
「浄霊」という手法で先祖の恨みを取り除く・・・
四柱推命で占ってもらう・・・
こんな方法もたくさんあります。
でも、この方法だと先祖さんはたまりません。
自分のしたことが子孫を不幸にしている。
だから除霊、つまり取り除かれる。
ということになってしまうのです。
先祖は子どもや孫のために彼らなりに、頑張って
精一杯生きてきたのです。
先祖は悲しい気持になったりやりきれない気持に
なることでしょう。
それは先祖の残した課題であることはまちがいが
ありません。
だけど先祖の恨みを取り除いても、それはまた
次の世代に現れてしまうのです。
夫婦はお互いの家系的な課題を持ち寄っている関係です。
この夫(妻)でなくては、清算ができない。
だからあえて、難しい問題を解決するためにわざわざ
出会わされているのです。
先祖の課題を肯定的に受け止めて、それを
自分の代でろ過してあげる。
つまり汚れた水を浄化してあげるということです。
そのために私達の代でやっていくこととは何か?
これに目覚めることです。
これが本当の夫婦修復の根っこです。
だから子どもたちに本当によい人生を残す種を植えて
あげることができるのです。