いかに長く生きるか、でなく「いかに幸せに生きるか?」を考える【夫婦修復のヒント】

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私が生まれた時代(昭和30年代)は日本人の平均寿命はなんと
60歳そこそこでした。

だから還暦をすぎれば赤いチャンチャンコを着せて祝ってもらったんですね。

当時だったら、私も(現在66歳)お棺に入ってもおかしくない年齢なのです。

しかし、今の時代、人生はまだまだ続きます。

内閣府の高齢社会白書によれば2060年には平均寿命が男性84.19歳、女性90.93歳になると記載してあります。

100年時代がもうすぐそこです。

しかし、健康で幸福に長く生きること。

これがどこまで可能であるか?

ここを見つめる必要があります。

今、様々な老後に関する情報はほとんどが悲観的なものであることをご存知ですか?

老後破綻、孤独死、老人が老人介護するなど、人生の終わりを迎える時が、どれほど困難になりつつあるか。

これは未来、自分にも降り掛かってくる問題ですね。

人生は長く生きたから幸せとは限りません。

心から幸せだった。と言える人生を送ったのか?

それに尽きるのです。

それにはまず今から人生の備えをすることが求められます。

今目の前にある目先のことではなくて、もっと未来を見据えた時
最も重要と思えることです。

それは「家族関係」です。
もっと言えば夫婦関係。

誰に看取られるのか?ということを今は考えることはないと
思いますが、これが未来の現実なのです。

人生の最終的な価値観が決まるのは人生の終焉。

その理由は人は人生の最期、
誰を本当に愛し、また誰から本当に愛されたのか?

これをいやおうでも考えるからです。

元気な時は家族を優先せずに他人のことを優先したり、仕事や
趣味とか自分だけの世界を楽しむこともいいでしょう。

しかし、老後、健康を失い病に倒れた時、親身になって側にいてくれる人がいるかどうか・・・

人生の終わりになって
「こんなはずでは・・・・」という境地に立たないような生き方。

これを今から想定して生きること。

そうすれば何が最優先か?が見えてくることでしょう。