【夫婦の悩み】家族の責任を取れるのは自分だけ

当たり前のことですが、家庭の責任者は夫と妻です。

夫婦の特徴は、運命を共有する関係です。
それはちょうど同じ船に乗って人生の荒波を二人で
乗り越えていく。

そんなイメージではないでしょうか?

ただし、普段の生活では同じ船に乗っているなどと
考えている人はあまりいません。

夫婦は運命を共にするのだから、どちらかが舵を取る
べきなのです。

ところが二人で舵取りをせずそのままでいたら船は
どうなるでしょう?

おそらく方向性もないまま果てしなく放浪してしまう
ことでしょう。

船が難破しても一向に向き合おうとしない。
これだと崩壊するのは時間の問題です。

船が沈没するかもしれないとわかったら私たちは
どんな行動をとるでしょう!

船長や乗り組み員の誰かが必死で舵取りを
するはずです。

放っておいたら沈没してしまう。
それなのに、責任者である夫と妻が
責任転嫁したり今は心の余裕がないから。と言って本気で
取り組もうとしない・・・。

船には夫や子供たちも乗っているのです。

船が沈もうとしているときに、これは自分の責任じゃない
とか、今、余裕がないからまたそのうちに・・・・。
などと言っている人はいるでしょうか?

もし夫婦の関係がどんどん悪化しながら
これを放置し続けたら1年後はどうなって
しまうのでしょう。

どんどん浸水して船が傾いてしまい取返しの
つかないことになるでしょう。

私のコーチングに来られる
クライアントさんのほとんどは深刻な状況です。

私は半年前に来ていたら、もっと簡単に修復が
できたはず。と感じることが多いのです。

しかし、いったん家族の責任は
私が取るのだ!

そう覚悟を決め立ち上がる時、変化は起こります。

軌道を取り戻し、危険な状況から回避でき次第に
見えていなかったもの見えてくるのです。

夫婦は同じ船に乗った運命共同体です。

どちらかがしっかりと舵取りを引き受けていくこと
なしに、夫婦の修復はありえないことなのです。